2009年12月4日金曜日
メディアに「掲載される」ニュースリリースの価値
これは、ニューズ・ツー・ユーというニュースリリース配信会社が
asahi.comにコンテンツとして企業ニュースリリースを提供し、
「企業リリース一覧」というコーナーに掲載する、というサービスです。
(N2U以外の会社も提供しているそうですが)
一見、普通のことと感じますが、よくよく考えてみると
これは価値のあるサービスです。
なぜなら、asahi.comのようなトラフィックの多いサイトに
広告ではなく、N2Uの利用料のみでPR枠を持つことができるからです。
ニュースリリースはメディアだけに向けたものではなくなるという流れが、
一般向けのasahi.comのようなサイトに掲載されることで加速していくとも
考えられます。
ソーシャルメディア・ニュースリリースとは、このようなサイト転載型の
ニュースリリースから一般のブロガーやTwitter-erによって話題として
広がっていくことを意図したニュースリリースなのです。
ちなみに、転載型ニュースリリースのフィードを読んで、市場を予測している
投資家の方もいらっしゃるようです…。
オンラインでのニュースリリースの価値が高まるなか、米国のニュースリリース
配信会社PR Webは、一般人の投票によるニュースリリースのアワードを行っています。
下記リンクから候補のニュースリリースを見ることができますので、ぜひご覧ください。(投票もできます)
・PRweb Award
<ご参考リンク>
タカヒロノリヒコさんが執筆されているmediologic/weblog「PRとPR枠の違い」というエントリーから刺激を受けました!
・asahi.com 企業リリース一覧
・[ITpro] asahi.com、企業リリースを直接掲載、News2uなどが供給
・株式会社ニューズ・ツー・ユーのニュースリリース
リリースポータルのNews2u.net、朝日新聞社のニュースサイト「アサヒ・コム」
にコンテンツを提供開始
*なお、CNETなども同様のサービスを行っています。
2009年11月14日土曜日
Social Media Landscape in Japan: Social Apps is the future
mixi:1800万人
Facebook:100万人
Twitter:257万人
YouTube:2248万人(月間)
Twitterは今年1月にはユーザー数20万人のみであったにもかかわらず、
9月の時点で257万人にユーザー数を伸ばしています(10倍以上です)
また、日本のSNSではmixiがドミナントですが、Facebookも来年1月に
海外初のオフィスを日本に設置する予定であると発表しており、
来年はどのようにSNS市場が変化していくのか、注目したいと思います。
[ご参考:ITmedia]
■Facebookが日本法人設立へ 実名SNSでmixi追撃
そのような中、mixiは「mixiアプリ」で攻勢をかけています。
例えば、最近ではmixiアプリの「サンシャイン牧場」が話題になっており、
自分でも遊んでみましたがゲーム内で友人とのコミュニケーションができる
など、いままでとは異なりSNSでのコミュニケーションを楽しむためのツールが
mixiアプリなのだ、という印象を受けました。
また、企業によるソーシャルアプリの活用も始まっており、
ニコンは雑誌のHanakoとのコラボレーションでmixiアプリを提供しています。
(Hanako FOR MEN×Nikon *閲覧は要登録)
mixiアプリやaFacebookアプリのようなソーシャルアプリケーションには、
ゲーム感覚のコミュニケーションを通じてユーザーと企業を結びつける効果が
期待されているのではないかと思います。
しかし、iPhoneアプリと同様に付け焼き刃のアプリではユーザーに
受け入れられないという課題もあります。
情報を一方的に発信することが企業のソーシャルメディア活用の方策でないことの
延長線上にソーシャルアプリケーションの活用があるのではないか。
そして、ソーシャルアプリケーションの活用こそ次世代広報の先駆けではないか、
そんなことを考えました。
もうそろそろ年末。来年はどんな1年になるんでしょうね!
2009年10月22日木曜日
生き残るための「編集力」
報道規制が敷かれる中、市民がTwitterを活用して現地の状況を
伝えていた、ということがありました。
<ご参考>
メディア・パブ:Twitter,イラン騒乱でソーシャルメディアの主役に
http://zen.seesaa.net/article/121677479.html
fumi's blog :イランとメディア
http://fumi.vox.com/library/post/iran.html
その際、市民のジャーナリズム(ソーシャルメディアによる情報発信)と
メディアの報道について議論があり、CNNがイランの状況に関する報道を
十分にしていない、と非難されるということもありました。
これは1つの例で、すでにソーシャルメディアと従来のメディアの関係は
変化していると思っています。
<ご参考>
メディア・パブ:新興新聞の記事を後追いする伝統新聞
http://zen.seesaa.net/article/130819007.html
ソーシャルメディアで市民が「リアルタイムに」情報を共有する世界で、
メディアの役割が新しい情報の提供ではなく「事実確認」になっていく中、
コミュニケーション業界の人間にできることは何かを考えたとき、
「編集」がとても重要な役割なのではないかと考えます。
別の言葉でいえば「切り口をみつける」です。
散らばっている情報を集め、それが何なのかを筋道だてて説明すること。
ブログやはてなをみていると独特の「文法」で情報が掲載されていて、
恐らくふつうには理解することができません。情報が断片的だからです。
それを誰かが「編集」しない限り何が起きているのか、
全体像が見えてこないということを感じます。
不確実な時代、いままでのやり方が通用しないのであれば、編集力を
身につけて、流れをつかみ、そして自ら流れを作っていくことが生き残る力に
なるのではないかと思います。
たぶん徳力さんの言っていることとかぶってる気がしますが。パクリではないです、はい。
2009年10月16日金曜日
Blog World Expo 2009、開催中
Twitterタイムラインがとっても面白いです。
(ご参考: ハッシュタグ #bwe09 )
なお、イベントで良く引用されていた言葉でポリシーに関わる言葉としては、以下のようなものがありました。
* Good social media policy: ”Don’t. Be. Stupid.”
* If you don’t trust your employees to blog it’s a hiring problem not a social media problem
* Discussion of ”company trusting employee enough” to use SM. Uhm, if u don’t trust them why did u hire them?
* What is your ROI? Could also stand for Return on Ignoring if not into social
ソーシャルメディアを使うということは決して特別なことではなく、
普通に、いつもの通りでいればいいというのは納得がいきます。
ただし、「Stupid」になってはいけない、と。
そして、企業において「ソーシャルメディアを信頼しない」というのは
社員を信頼していない、ということじゃないか、という議論も白熱しています。
ぜひTwitterで日本からも参加してみましょう!
2009年9月25日金曜日
セカイカメラ、だけじゃないARアプリ
セカイカメラだけがARじゃないぞ! ということでいくつかトピックをご紹介します。
[NIKKEI NET]
ケータイ業界で注目の「拡張現実」 利用の現場を訪問
仙台ののアウトレットモールでも独自にARアプリ(?)で
ショッピングの利便性を高めているようです。(知らなかった…)
いまのARの活用法は下記2点ではないでしょうか。
・(小売店での)マップをARでみる
・(小売店での)商品情報をARでみる
おや、なぜ小売だけ。。。他には展示でも使うことはできますよね。
ロエベも行って話を聞いてきましたが、13個のセカイカメラ用エアタグを設置しているだけで、
内容はロエベの歴史や展示品の解説でした。
ご参考: ロエベ展覧会にてiPhone「セカイカメラ」がナビゲーション
現状、技術的な問題点は、位置情報の精度を高めるために無線基地局の設置が必要、ということでしょうか。
上述の記事でも言及されていますが、ロエベで5つ、アウトレットパークでは120の基地局を設置しているとか。
ちなみに、本から何かが出てきたりするARもあったり。
[WIREDVISION]
画面と連動して「動く3D画像が飛び出す」本:拡張現実技術の動画
「動くもの」としては自動車メーカーも積極的にプロモーションにARを活用しています。
[white-screen.jp]
mini、BMW、ネスカフェ。続々登場する拡張現実プロモーション
他にどんな場面で活用できるでしょうか。もしアイデアがあったら共有しましょう!
2009年8月15日土曜日
ソーシャルメディアははやりもの?
IDEA*IDEAというブログにも解説がありますので、
内容については[http://www.ideaxidea.com/archives/2009/08/social_media_revolution.html:title=こちら]をご参照ください。
プレゼンテーションのとき、こういったビデオを活用するのも
ひとつの手段ですね。
わざわざ自分でゼロから拵えなくとも、
字幕を入れるだけでも良いかもしれません!
ちなみに、似たようなビデオとして、「Did you know?」が有名です。
ks
2009年7月31日金曜日
Twitterが日本でキャズムを越える日
昨日、産経新聞が「ウェブ面」を新設(毎週水曜掲載)しました。
それに合わせて、広告としてテレビ欄にニコニコ動画の
生放送予定表が載るなど、力が入っています。
Twitterでも「産経新聞テレビ欄」というワードがバズをおこすなど、
話題になりました。
[ITmedia]
産経新聞「WEB面」開始、ネット用語解説やニコ動の番組表も
http://ascii.jp/elem/000/000/443/443445/
また、勝間和代や広瀬香美がTwitterをはじめるなど、
有名人のTwitterユーザーも現れてきています。
[ITmedia]
有名人のTwitter利用が加速 広瀬香美さん、勝間和代さんのすすめで開始
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/21/news022.html
これから日本でTwitterはどのように普及していくのでしょうか。
それを示唆する調査がありましたので、ご紹介します。
(出典:http://www.netratings.co.jp/New_news/News05272009.htm)
2009年4月時点でアメリカ、イギリスと比較すると、 日本ではまだまだアクセス数が少ないものの、
徐々ににアクセス数が伸びていることがわかります。
また、伸び率も上がってきていますね。
(出典: http://www.netratings.co.jp/New_news/News07282009.htm)
日本で2009年1月-2009年6月の期間中のTwitterとTumblrという
ブログサービスのトラフィックを示したグラフです。
このグラフでは4月から5月にかけては若干アクセスが減少したものの、
5月から6月でかなりの増加が見られます。
(出典: http://weblogs.hitwise.com/robin-goad/2009/01/twitter_traffic_up_10-fold.html)
そして、この日本のアクセス数のグラフとイギリスにおけるアクセス数の
変化のグラフと見てみると、その増減の仕方がよく似ている事がわかります。
時期や期間は違えど、Twitterの普及はこのような形を描くのではないでしょうか。
とすると、今まさに有名人が参加するなど盛り上がりを見せるTwitter、 日本での キャズム越えの日も近いと思われます。
そうなったときに、日本人が使うTwitterの中で起きる出来事が
どのように変わっていくのか、 注意深く見ておく必要がありそうです。
ks
2009年7月10日金曜日
【NYT】 "Spinning the Web: P.R. in Silicon Valley" PR業界の反応
One additional thought I’d add is that many people in Silicon Valley and in the social media space believe PR is one-dimensional: they define it as media relations. PR is not a “one-hit wonder”. It does not stand for “press release”. We build brands, enhance and protect the reputation of our clients and are here to stay. To use a music analogy, we are the Bruce Springsteen of the communications world. Not Right Said Fred.
"A music analogy"
2009年6月29日月曜日
Twitterをやる意味
これは、「サービスとしての価値としての意味」と「あなたにとっての意味」に分けて考えた方がいい。
■まず、「あなたにとっての意味」について。
僕は、「やれば意味が見えてくるし、やらなきゃいつまでたっても意味なんて見えてこない」と答えるようにしてる。(もちろん、もっとやさしい表現で)
そもそも、意味を問うこと自体がナンセンスで、「人間やる意味あるの?」ということに等しい。
人生に意味を見い出したい人にとってはあるんだろうし、人生に意味はない人にとっては意味がない。
そして、それは人間でなきゃ持ち得ない問いで、この問いを発するためには人間として生まれてこないといけないことになる。
小難しい話はこれぐらいにして、大切なのはユーザーはそこになにがしかの「意味」を見い出した、もしくは感じたからやっているのであって、その意味は人それぞれでいい、ということ。
やってみて合わないんだったらやめりゃいいし、誰も何も言わないよ。あなたがつぶやかなくても、Twitterにはつぶやきがアップされていくし。
■サービスの価値としての意味について
個人的には、Twitterというインフラに何気ないつぶやきをして、それがどこかで何かのヒントになったりという、ちょっと奇跡に近いもの、セレンディピティを起こす可能性があることに意味を感じている。「別に誰のためでもないんだけど、誰かのためになってたらいいな」的な。
オフラインのつぶやきは、ほんとにただのつぶやきでしかない。言えば虚空に消えていくもの。
Twitterのつぶやきも本質的にはただのつぶやきでしかなくて、他人のつぶやきをただただ追っていく、っていうと退屈なサービスに聞こえるかもしれないけど、つぶやきに意図がこめられていたり、ほんとに何気ないつぶやきがあったり、それらがごちゃごちゃになったカオスがすごいことを生んだら楽しくない?
これはどういうことかというと、意味は「他人が持たせている」ということ。
■つまり、
意味とか価値なんて、上のことで十分じゃないか。だって、「つぶやき」だよ?
大事なのは、他の誰でもない、「あなたがどう評価するか」だ。
あとは他のユーザーが意味を持たせてくれる。
それなのに、他の大勢の話(特に非ユーザーや価値を見い出せなかった人たちの)を持ち出していちゃもんつけるのはいただけない。現実に使っている人もいるのにもかかわらず。
「まずはやってみる」
何事もこの精神で臨みたいところだ。自戒をこめて。
そのほうが建設的でしょ。
2009年6月22日月曜日
Twitterにおけるハッシュタグの重要性
Twitterにおけるコミュニケーションでは、話題を共有するために
「#iranelection」といった「ハッシュタグ+話題」という印をつける
習慣があります。
現在流行しているハッシュタグを集めたサイト:
http://hashtags.org/
先週のiPhone OS 3.0の発表の際もハッシュタグで話題の共有を図る人が
たくさんいたのですが、上記サイトで「3.0」検索などで検索してみると、
#iphone_os_3.0
#3.0#iphone-os-3.0
#iphoneos_3.0
#iphone_3.0
#iphone_os_3.0_update
#waiting-for-3.0
のようにタグがばらばらです。
タグが統一されていないと、うまくタグ検索ができない、
あとからどれ程の盛り上がりがあったのかトラッキングできない、
といった事態になってしまいます。
投稿者(Tweeter)の話題共有とキャンペーンを
盛り上げるためにも、Twitterで話題の波及が期待できるものには
オフィシャル・タグを設定することをおすすめします。
これはTwitterに限らず、Flickrやブログでも同じことが言えますね。
SEO的な観点でも重要といえるはずですが、それよりなにより
「コミュニティ」を形成して会話を生む場所としての重要性に
注目していただきたいな、と思います。
[KS]
2009年6月5日金曜日
[危機管理] SMAPのリスクコミュニケーション
SMAP 草なぎ氏が復帰した「SMAP×SMAP」での会話について分析したエントリーです。
稲垣氏がメンバーが欠けた経験は初めてだと述べると、
木村拓哉氏が「俺たちは2度目だったけれどね」と、
かつての稲垣氏の謹慎についても触れ、
「包み隠すことはやめよう。それをやっていたら、SMAPの先はない」
と言った、という部分にフォーカスがあります。
-------引用-------
あったことを「あった」と認めて、
それでもそこからは、紙一枚奥には立ち入らないぎりぎりの場所として、
「二度目」という言葉のセンスはすごかった
----引用ここまで----
「木村拓哉」というペルソナがそれを語ることで
かなりの説得力があったことは確かで、
誰にでも真似できるようなことではありませんが、
SMAPという団体に起こったクライシスへの対応としては
成功したメッセージだったと思います。
企業にクライシスが起きたときにも「誠実であること」、
「隠さないこと」を心がけるべきであるということのよいケース・スタディです。
[関連記事]
草なぎ復帰のスマスマでキムタクが見せた「男気」 (産経ニュース)
[ks]
FacebookとTwitter、ユーザー滞留時間が驚異的に増加
2009年6月3日水曜日
さまざまなPV
が、
PVを指標にすることのあぶなさが分かるエントリ。
http://blog.livedoor.jp/nabokov7/archives/848903.html
PVよりも株価のほうが信頼性のある数字だなぁと思ったり。
でも、変動の要素は似ていて、結局質の高い情報なりを提供してパフォーマンスのよ
いところに人が集まるのであって、やらせとか人工的なものは結局仕掛ける側の自己
満足でしかない。そして、後で手痛いしっぺがえしを食らう。
残ったログが、企業の信頼を食いつぶしていく。
Googleに一回インデックスされたら、Googleが使われる限り検索してヒットする可能
性が残り続ける。
WEBでの施策は、押すところと引くところを見極めることにあると思う。
増え続けるツールは確かに"メディア"ではあるけれど、僕らのような業界にいる人
たちから想起される"メディア"としての使い方は実はWEBには不向きで、それを理
解できないと永遠に川は越えられない。
KK
2009年5月29日金曜日
ウェブの未来はやっぱりHAL9000的世界になるのか
アド・プランナーとウルフラム。
■ Google Ad Planner
Webへの広告出稿に関連する情報を調べるツール。
無料で使えて、調べるだけならばログインの必要もありません。
PV/UU数だけでなく、Googleプロフィールの情報を活用して、
世帯収入やそのサイトを訪れる人が良く訪れる他のサイトなども知ることができます。
詳しい解説はこちらの記事にて。
Google Ad Planner(アドプランナー)で“あのサイトのPVやUU”を調べてみよう!
■ウルフラム・アルファ
「Googleキラー」とまで言われる、次世代の検索エンジン(?)です。Googleやその他の検索エンジンと決定的に異なるのが、「アルファ」は関連性の高いサイトのリストを表示するのではなく、集めた情報を独自に計算して質問に回答してくれる、という点です。
- 2001年9月11日、アイドルのブリトニー・スピアーズは何歳だった?
- エベレストの高さはニューヨークのエンパイア・ステートビルの何倍?
- 7月のパリの平均気温は何度?
( *NEWSWEEK 日本版2009.6.3号 P34より引用)
「アルファ」はこのような質問に回答することが可能です。
ただし、開発者のウルフラムが物理学者であることもあり、
得意分野にはまだ偏りがあるとのこと。なお、現在は英語のみ対応です。
「Googleキラー」は言い過ぎな気もしますが、
新しいウェブ体験の端緒を感じさせるサービスです。
<参考記事>
[マイコミジャーナル]ついに姿を現した"Googleキラー"、「WolframAlpha」の実力は?
[ギズモード・ジャパン]数学の難問も時価総額も...Wolfram Alphaに聞け!超便利に使える検索例文集
[Long Tail World] (ブログ)天才スティーヴン・ウルフラムの“グーグルキラー”で遊んでみよう
2009年5月22日金曜日
Ambivalent transparency - 男の子牧場について思う
「男の子牧場」のサービス停止について
今週話題になった「男の子牧場」の炎上事件について、少しまとめておきたいと思った。
2009年5月20日水曜日
海外のCMOの懸念事項
は??
C-Level Execs on Marketing Success - eMarketer
http://www.emarketer.com/Article.aspx?R=1007087
KK
ソーシャルメディアベストプラクティス
米国が圧倒的に先行しているので、これはとても参考になる。
日本にローカライズしないとね。
KK
2009年5月15日金曜日
自分の子供がデジタル・ネイティブだったら、どうやって守ればいいのか?
昨夜放送されていた番組です。
子供たちがインターネットに依存している現実とインターネットから生じている問題をとらえたドキュメンタリーで、
大人たちは現代の子供たちにどのように対応すればいいのか提言するような内容でした。
この番組はアメリカでの話ですが、日本でも同じような問題は起きています。
Sparknotes(http://www.sparknotes.com/)のようなStudy Guideで
課題図書の概要だけ拾い読みし、誰も原書を読まない、
「何か」を検索で探すことは得意だが、自分で答えを探すようなことが苦手、
という傾向が10代の学生にはあるそうです。
高校生が集団でマディソン・スクエアにライブに出掛け、電車内で飲酒し暴れる様をYouTubeに投稿し、
それを見た自分の親(PTA会長?)が全生徒の親にメールでYouTubeのリンクを送って警告する
(その人は50/50の割合で非難されたそうです、「プライバシーに関わるな」と)
インターネット上で(SNSなど)いじめにあっていた子供が実はいつも自殺幇助サイトを閲覧しており、
ある日自殺してしまう。子を亡くした親がそのサイトで息子とコンタクトを取っていた人物に
コンタクトしたところ相手も子供で、本名を聞き出し、その家に電話をかけたが、取り合ってもらえなかった
これが当たり前に現実なのだと思うとにわかには信じがたいのですが…
このような環境で育った子供たち(デジタル・ネイティブともいいますね)とどう向き合えばよいのか。
「いままでと同じ」ではもうないのです。
理解するのは困難。「心」を理解するために、「テクノロジー」を理解しなければならないのですから。
「親は子供のパスワードを知り、管理すべき」ということがいわれていました。
(いざというときのために封筒にPWを記入した紙を入れておくなど)
もちろん子供が抵抗するのは当たり前ですが、子供を守るためのひとつの手段なのではないでしょうか。
日本でも吉田 賢治郎さんのような経験をする親が増えていくのでしょう。
「けんじろう と コラボろう!」
学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。
http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2008/05/post-9a63.html
いざとなったら親はネットの海に飛び込んで、
溺れている我が子を助けられるか。
今からの時代に考えなければならない課題なのではないでしょうか。
[ks]
2009年5月13日水曜日
雑誌の未来は・・
雑誌メディア崩壊寸前!?「広告批評」元編集長が語る雑誌の未来(日経トレンディ
ネット)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090512/1026108/
2009年5月8日金曜日
動画サイトHulu、マネタイジングではYouTubeをしのぐ勢い
http://zen.seesaa.net/article/118295078.html
ディズニーなど、強力なコンテンツプロバイダーが参加したから、かなりブーストさ
れるはず。
やりたい放題の広場は、事業者からは忌避されるってことね。
はてさて。。
KK
WEBマーケティングの近未来
2009年版にアップデートして解釈する必要あり。
NIKKEI BP Net
前半
http://www.nikkeibp.co.jp/jp/report/expert/index11.html
後半
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/net/webmarketing/index.html
Twitter効果測定ツール"Tweetmeme"
アメリカはキャズムを超えた感があるけど、日本はやっとイノベータからアーリーア
ダプターまで浸透したので、日本のキャズムはこれからかと。
さすが米国は先行していますな。効果測定ツールのご紹介です。
ソーシャルブックマーク的な感覚だけど、どんだけつぶやかれたか動向がつかめるか
ら後々便利になりそう。
Tweetmeme
http://tweetmeme.com/
露出記事に対するブログでの反応を見るだけではなく、mixiやGREE、その他ビジネス
系SNSのクチコミ、果てはTwitterでのつぶやきもフォローしないと波及効果は計れな
い世の中になってきました。
ブログは書くのに時間がかかるから、Twitterみたいな気軽なつぶやきツールで効果
測定ができるのはかなり便利。これにテキストマイニングの技術を加えて、どのよう
な言葉で形容されているのかまで可視化できれば、もはやネット言論空間において制
空権を取れるのでは。。
KK
2009年5月7日木曜日
Google: Search Wiki
詳しくは下記ブログが詳しいと思いますが、個人の検索結果インターフェースに重大
な影響が出るので、SEM的には大事件だと思います。。
ご参考ブログ
http://ameblo.jp/adman/entry-10256321044.html
日本でのGoogleシェアは約30%ですが、そのほとんどがネット中級者、ビジネスマン
ということを考えると、かなりインパクトがでかいサービスじゃないでしょうか。
(おそらく大半の人はこの機能を知らないので使えないのだろうけど・・・)
さっそく使ってみます!
KK
アメリカは厳しい、マーケティングなのやらせなの?
google日本法人の件はgoogle自身のポリシーに反するPPPだったからたたかれたわけですが、
包括的に規制するのはちょっとやりすぎな気もします。
米国では「マーケ業者」側からのブロガーに対するアプローチにも問題があるのでは?
日本だとブロガーに企業スポンサードである旨を記事に書くよう求められるはず…そうではないケースもあるのでしょうが。
ブロガー自身、自衛策としてcopyrightの記述のように一行、PPPであることを示す記述が必要になっているのでしょう。
また、プロ(メディア)/ブロガーの違いや区別は、ビジネスモデル的にもはや区別できなくなってしまっていると思います。
(広告/PPPというのは金銭の授受をともなうビジネスと考えれば同じだ、ということです)
「記事に似せた広告がいいですよ」とどこかの広告祭りで話している人がいましたが、
とどのつまり問題にすべきは読者がどういう反応をするかだと思われます。
広告とわからずに広告を見ること、PPPとわからずにブログを読むこと、それが混乱を招いているのが現状だとすれば、
規制ではなく、メディア/ブロガーの配慮or読者のリテラシー向上を図らねばならないのではないでしょうか。
2009年5月1日金曜日
やばい、2007年にすでに指摘されていたとは・・。
http://jp.blogherald.com/2007/01/12/public-relations-still-learning-social-media/
先人たちも学習の重要性を伝え残しているのに、どうしてほとんどの人は学びを辞め
てしまうのだろう・・?
文字や数字じゃなくて、コミュニティの温度を感じろよ!!
と叫んでみたい今日このごろです。(via twitter)
KK
2009年4月24日金曜日
mixiアプリプラットフォーム開放はすごいことらしい
そういう人がブログをやる傾向にあるから、情報の流通速度は加速度的に増えていっ
てる。
ついてこない人をはてしなく突き放しているみたい。。
http://ameblo.jp/hkunimitsu/entry-10248322451.html
mixiアプリのプラットフォーム開放は世界に先駆けてってことなので、これはこれで
大きいこと。
ただ、mixiは国内ユーザーが9.9割だから、Facebookもこの動きに注視しているのか
な…。
ネットにメディアを持つ以上、ソーシャル化・クラウド化はもはや必要条件だから、
コンテンツのある日本企業は早く適応しないと置いてかれちゃうよ。
KK
2009年4月23日木曜日
Googleのソーシャル戦略 「関係性」は独禁法訴訟対象となるか
下記エントリにて、アントラ(anti-trust:独占禁止法)抵触への懸念が出てきていま
すが、
http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10247659396/70627de5
はてさて、適用できるのでしょうか?という疑問。
結論から言うと、適用できないと思ってます。
Googleはネットサービスの供給者ですが、有料ユーザーを除けば、利用者は一文も
払っていません。
MSは製品を売っているので、アントラに引っかかりました。
Googleの場合は、ユーザーは基本的に無料で使っていること、そして、ユーザーが増
えれば増えるほど便利になっていくサービスです。(いわゆるネットワーク外部性)
で、これをアントラで排除、または制限を加えることは、ユーザーにとっては不利益
になるかもしれません。
しかも、ユーザーは、おそらくGmailだけを使っているわけではないですし、Hotmail
もYahoo!メールも使っているはずです。
そして、タイトルの「関係性」ですが、米Facebookが2億ユーザーを突破したけれど
も、だれもそんな問題提起をしていません。
そして、こちらもユーザーはマルチアカウントでサービスを横断的に使用していま
す。
(mixi, GREE, Linkedin, Tumblr etc...)
というか、Facebookは国境を越えてしまっているので、どこの国の法律を適用すれば
いいのやらです。
(企業事案については、本拠のある法律が適用されます。じゃあ、イギリスのユー
ザーがロシアのユーザーに誹謗中傷した場合は・・・)
と、法律論はさておき。
今回のGoogleのサービスによって、ユーザーがどれほどつながろうとも、それ自体が
アントラになるわけではありません。
関係性を所有(共有)しているのは、あくまでユーザーなので、お門違いとなります。
そして、広告ビジネスですが、ネット上の広告はほぼ無限の広がりをもっているの
で、何%という概念すら適用できません。
ここでもアンチトラストから外れてしまいます。
あ、でも、Googleの検索式(アルゴリズム)はありうるかもですが、こちらは売り物
じゃないので、いかんとも。。
2009年4月22日水曜日
このブログの題名について
コミュニケーションの地平を切り開く会、略してCTKとか。
コミュニケーションをもっと面白くする会、略してCMOとか。
なんか「バンドやろうぜ!」的な気分なのでエントリしてみた。
KK
ニューヨークタイムズ決算
どんどん弱体化している。
The New York Times Company決算リリース
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=105317&p=irol-pressArticle&ID=1278647&highlight=
《解説はこちら》
NYタイムズが本当に危うくなってきた:メディア・パブ
http://zen.seesaa.net/article/117887953.html
この四半期で7447万ドルの損失をだし、広告売上が27%だそうだ。
米国では全国に配達する制度がなく、純粋に自由競争となっているため、これはかな
り厳しい。
たのみのネット事業もマイナス成長となり、収益の確保に限界が見えてきている。
組織としての媒体者は経営が苦しいが、一方で記者がブログなどで独立するケースも
目立ってきているため、これからの新聞メディアのあり方、コンセプトが変わってい
くのは間違いない。
たとえば、ブランド名を傘にした記者ブログポータルサイトなど。(今も半分このよ
うな形だけど、それでも苦戦…)
組織から個人の時代へ。
個人が情報の上流から下流まで参入することができるようになったので、組織として
存在したいなら、個人から「選ばれる」メディアになっていかなきゃね。昔もそう
だったと思うけど、いまはもっとそのことにこだわらなきゃ生き残れない。
2009年4月20日月曜日
そろそろマスメディアさんの化けの皮がはがれてきたね
無料利用可能なテクノロジーが有料サービス領域を侵食する件
Tweetchat
http://tweetchat.com/
簡単に言ってしまえばチャットルーム。(Twitter経由かはともかく。)
一見したところ、関係者だけの合言葉でクローズドなチャットルームを作ることがで
きるだけではなく、たとえば、「テスト」など、誰でも最初は入れるような単語での
ルームもある。
そこでは、Twitterと同じで、様々なやり取りが交わされている。
これをTwitterと絡めてしまうから話題になるのかしらん。。。本当に単なるチャッ
トルームにしか見えんのだが・・・
詳細キボンヌ。
KK
2009年4月18日土曜日
「尊敬」を計ることができるのか
と問われて調べてみたのだが、そういえば「尊敬」って、計ることができるのかしらん。
アメリカではFORTUNE 500みたいなのがあるから何となくわかるのだが。
World's Most Admired Companies - CNN.com
でも、質問がそのものずばりでおもしろい。
「尊敬している企業は?(業種問わず)」
はてさて、探してみてもこんな感じの切り口しか日本では見つけられず。。。
Apple、5年連続で「世界で最も革新的な企業」に - ITmedia News
日本人独特なのかはわからないが、給料とかのランキングばっかりなんだよな…
日本に尊敬される企業はあるのか?! 尊敬って、なんでしょう。
2009年4月15日水曜日
ブロガーキャンペーン事例
http://ameblo.jp/sugoipr/entry-10242302321.html
ネットに集客するのは、そのサイトを訪問しなければならない理由を与えないといけ
ないので至難の業だけど、習慣に着目して感情に訴えるやり方はすばらしいと思いま
す。
過去にこういうこともやってるんですね。
一見すると売上に直結しないようなキャンペーンですが、
こういうことをやることによるブランディングの効果は無視できません。
母の日には、「1-800」、恋人への花束は「1-800」というマインドシェアを獲得して
いると思うので、最強だと思います。
あれ、ブランディングって刷り込みなのかwww
2009年4月13日月曜日
いい戦略
カラオケ館の室料がいつでも3割引きになる「カラ館クーポーン&歌詞」サイト
http://japan.internet.com/allnet/20090409/2.html?rss
真っ先にヒットしそうなのは、ケータイを使いこなしている年齢層×カラオケ好き世
代のセグメントだろうなぁ。
キーワードは、ケータイ、カラオケ。
そこですぐ浮かぶのは女子高生かなやっぱり。
渋谷のカラ館のカウンターにQRコード付のチラシを置くとか、室内にも告知の紙を張
り出すとかしてサイト集客が容易にできそう。
一回使ってもらえば、圧倒的な感染力で広まっていくだろう。
やっぱりケータイは、肌身話さず持ち歩かれているモノなので、
こういう店頭ですぐ使えるもの(クーポン)、理解しやすいもの(例えば価格.comなど
比較サイト)、
ニュースとか、なにかしたいときにすぐ情報が引き出せるのが最大の利点なんだと再
確認。
あとは、キャンペーンのバイラルの媒介として作用してもらうとか。
ほかにもいっぱい出てきそう。
この先の展開が楽しみ。
KK
マイコミジャーナル:経営ツールとしての社内SNS
【連載】経営ツールとしてのSNS
目次: http://journal.mycom.co.jp/series/sns/menu.html
a.. (1) なぜ今"社内SNS"なのか - 導入のメリットと成功の秘訣を探る
b.. (2) "マーブル戦略"で最適なSNSを発見 - 損害保険ジャパン その1
c.. (3) ファシリテーターの腕が社内SNS成功の要 - 損害保険ジャパン その2
d.. (4) 「ネットワーク経営」を推進するSNS - 早稲田塾 その1
e.. (5) 社内SNSが大きく変えた仕事の進め方 - 早稲田塾 その2
f.. (6) 社員の顔が見えるSNSを作りたい - 日本SPセンター その1
g.. (7) ハイクォリティのコンテンツが社員に刺激を与える - 日本SPセンター そ
の2
h.. (8) 試行錯誤しながらも手応えをつかんだ社内ブログ導入 - ベネッセ その1
i.. (9) メールではできない情報の発信と蓄積が社内ブログの魅力 - ベネッセ そ
の2
j.. (10) オリジナル社内SNSを導入&普及させるポイントとは - 日立グループ そ
の1
k.. (11) グループを超えて生み出されたHITACHIへの愛着 - 日立グループ その2
l.. (12) 「技術者天国構想」SNSで実践コミュニティ"CoP"を作り出す - OKI その
1
m.. (13) 周到な根回しとユーザへの細かい配慮が成功へのカギ - OKI その2
n.. (14) 脱・セクショナリズムを目指す社員発のSNS - NTTデータ その1
o.. (15) 試行錯誤を積み重ね、社内SNSでできることを増やしたい - NTTデータそ
の2
p.. (16) ボトムアップから拡がった色とりどりの"Palette" - セイコーエプソン
その1
q.. (17) ファシリテータと参加者の思いが重なって拡がる輪 - セイコーエプソン
その2
r.. (18) 百貨店だからこそリアルな現場の情報が重要 - 井筒屋 その1
s.. (19) 社内SNSで密になったつながりを顧客対応に生かしたい - 井筒屋 その2
t.. (20) グローバルなSNSとローカルなブログを使い分ける - 日本オラクル その
1
u.. (21) 社内ブログがコミュニケーションの"潤滑油"に - 日本オラクル その2
v.. (22) 参加したいと思わせるための下準備が重要 - 東芝ソリューション その1
w.. (23) コミュニケーションの次は情報の蓄積が課題 - 東芝ソリューション そ
の2
2009年4月10日金曜日
Twitterholic
Twitterholic.com - Twitterの上位1000ユーザーランキング(英語のみ対応)
http://twitterholic.com/
tweetmeme - Twitterのカテゴリ別フィードを表示してくれるサイト(英語のみ対応)
http://www.tweetmeme.com/
John Mayerがランキングですごい上位なのはやっぱりあちらではスキャンダルの的(セレブ)だからなのかしらん。
つぶやいてる内容もアレがナニなのに…
かつてライブみたときはソロ弾かないってどういうこと?! って感じだったんだが。
[ks]
2009年4月9日木曜日
インテルちゃんとやってる
(ZDNet)
米インテルのソーシャルメディアへの取り組み。
専門の部門じゃなくて、各部署にソーシャルメディア担当者がいる。
やるなら中心になるのはPR部門。
目的は普段は直接接することのない消費者の声を聞くこと。
ところで、会社社長が退職後に料理屋を開くことが多いと聞きますが、
その理由ってもしかして「直接顧客の生の声を聞きたい」からなんじゃないかなぁ。
[ks]
SNSもブックマークも仕事に使う
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20090408/328005/?ST=research&P=1
ソーシャルブックマークが思ったより浸透してないけど、
年長者と若者では情報環境と使い方に相当大きなギャップがあるようだ。
企業のテクノロジー担当、情報担当は板ばさみになって大変だろうな
身近に感じるメディア、「テレビ」がトップ維持 自主的な接触多いのは「ウェブサイト」「雑誌」
http://c-news.jp/c-web/ShowArticle.do?did=01&aid=00011543
身近度
テレビ>ウェブ>新聞
速報度
ウェブ>テレビ>新聞
おそらくここでいう「新聞」は紙の新聞のことだろうけど、
ほんとに新聞はこのままでいいのかな?
ただ終焉を待つばかりなのか。。
マーケティング新時代
http://dramrollonline.blogspot.com/2009/04/social-media-marketing-industry-report.html
ここでは、マーケターに答えてもらいたい10の質問がリストアップされている。
-------------------------------------
1.. ソーシャルメディアの最善戦術は?
2.. ソーシャルメディアの効果測定方法は?
3.. まず何から始めれば?
4.. ソーシャルメディアでの処し方は?
5.. 利用できる最善のサイトおよびツールは?
6.. ソーシャルメディアマーケティングにかかる時間にどう対処すれば?
7.. ターゲットオーディエンスを見つけ、集中するには?
8.. ソーシャルメディアマーケティングをちゃんとした有形の結果へ転換するには
?
9.. 各ソーシャルメディアマーケティング同士の連携方法は?
10.. ソーシャルメディアマーケティングは効果があるのか?あるとするとどれく
らい?
---------------------------------------
最後にボーナス質問。
a.. 部外者に価値を理解させ、協力してもらうには?
a.. これからの見込みは?
a.. 複雑なソーシャルメディアマーケティングの管理方法は?
a.. トラフィック誘引策は?
a.. コスト効果はあるのか?
数字などのデータは上のリンクを見てもらえれば分かるとおり、
ぶっちゃけ、やってるところはやってるのよ。
中小企業は顧客の声に真摯に答えないと明日の仕事がないから必死だけど、
大企業はいままでその権力のうえに居座っていただけだから、メタボになっちゃった
んだよね。
これからの時代、本気で顧客の声を聞く気があるかないかはソーシャルメディアの関
与度で決まってくる。
関与していない企業は、当然無視される。
企業は、絶え間ないコミュニケーションによってお客さんを飽きさせないのが大事な
使命となる。
History of the Internet
アクティブネットワークとネットワーク理論
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20391353,00.htm?ref=rss
娯楽の主役はニコニコ動画
グ】
http://markezine.jp/article/detail/7072
以下、数字抜き出し
・日本のネットユーザーの約7割が娯楽系カテゴリサイトを訪問
・利用時間は、2月の総利用時間の約15%
・ユーザー一人当たりの平均利用時間「ニコニコ動画」193分,YouTubeが187分
動画共有サイトが娯楽の主役になりつつある。
ユーザーがディスプレイにいる時間の奪い合いが加速しそうだ。
といっても、ネットにいる人たちはそれぞれの目的でもって利用しているのだから、
そもそも「目的」を達成するための選択肢のひとつとして入れてもらわないといけな
いから、
リアルでの接点が欠かせない。
デジタルサイネージ COMEL×ヤフー
ネットを連携させた共同実験を開始
〜クロスメディア化に向けて、まずは「福岡街メディア」で開始〜
http://www.comel.co.jp/modules/news/article.php?storyid=48
(COMELホームページ:NEWSRELEASE)
大変よい試みだと思うけど、測定指標が「視聴率」ってのはなんか違和感がある。
「見てもらう」ことも確かに重要だし否定はしないけど、現代はその先も求められて
いるんじゃないかな?
せっかくネットにつないでいるのだから、ネットの特性が生きる実験になればいいと
思う。
たとえば、何かデジタルサイネージに対してアクションをしたらこうなる、とか。
ケータイさらすとクーポンが送られてくるとかね。
そこまでギミックを用意してから実験したほうがより出稿主には響くんじゃないか
な。
「広告Aと広告Bではどちらが行動を促したか」
ってかなり重要だと思うけど。
2009年4月8日水曜日
KPI (Key Performance Indicators)
情報マネジメント用語事典
Wikipedia
目標に対して、どれほど実行ができているかを評価する「指標」。
---
ちょっとふざけた「三つのP」
Professional
Proposition
Temple
スキル(技術)があって、それをいかして提案(or 計画)し、「寺院」(= 目標)を築く(達成する)
というのが目標達成の条件であり、プロセスなのかな、と考えた。
というこじつけを人に話したらテンパって伝えたいことが伝わらなかった…
まずはスキルからみがかないとねー。
「mixiアプリ」オープンβ版公開
「mixiアプリ」オープン CNETより
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20391295,00.htm?ref=rss
キタコレ!
mixi上でソーシャルアプリケーションが流行れば、モバイルからのアクセスと滞在時
間が爆発的に増えるんじゃないかな。
先行しているモバゲーからの流入もあるだろうから、他SNSへの影響もでるんじゃな
いか。
mixi Developer Center
http://developer.mixi.co.jp/
総務省 平成20年「通信利用動向調査」の結果
総務省|平成20年「通信利用動向調査」の結果
<インターネット等の普及状況>
○ インターネットの利用者数は9,091万人、人口普及率は75.3%。
インターネットの利用者数は、対前年比280万人増の9,091万人に達し、人口普及率
は75.3%(対前年比2.3ポイント増)となった。また、世帯におけるブロードバン
ド回線の割合は73.4%(対前年比5.8ポイント増)。このうち、光回線が39.0%
(対前年比7.7ポイント増)と大幅に増加し、光ファイバーによるブロードバンド化
が進展。 [p1、p5]
○情報通信機器の普及状況(世帯)
携帯電話・PHS・・・95.6%
パソコン・・・85.9%
ワンセグ対応携帯電話・・・42.2%
○携帯電話及びパソコンの利用率(個人)
携帯電話・・・75.4%
パソコン・・・64.1%
携帯電話の個人利用率
世代別では、20代~40代で9割超
60代後半5割強
パソコンの利用率
13歳~40代で8割超
60代後半27.3%
○ネットの利用目的(個人)
企業・政府のHP・ブログ閲覧 56.8%
携帯電話(メールの送受信) 54.5%
○企業におけるブログ、SNSの開設率 10.5%(10社に1社!)
特にサービス業・その他で開設率が高い
○インターネット広告利用 31.0%
産業別では、金融・保険業が47.2%と最も高い(FXなどか??)
○情報戦略統括役員(CIO=Chief Information Officer)設置状況
専任のCIO設置 5.4%
兼任を含めると、33.0%
⇒CIO向けメディアは強いか。