昨日(4/1)、ドコモからAndroidを搭載したソニーエリクソンの
スマートフォン「Xperia」が発売されました。
前評判がとても良く、コミュニティやTwitterを使った話題づくりや
タッチ&トライのイベントなども盛り上がっていました。
Xperia FAN
Xperia on Twitter
しかしながら、私も某電機店で実機を触ってみましたが、インターフェイスや
操作性にクセがあり、さっそくユーザーからコミュニティやTwitter上でユーザーの意見がたくさん出てきています。
もちろん、このようなユーザーの声は出てきてしかるべきものですし、
ユーザー同士がソーシャルメディアで会話をすることで、企業がサポート
しきれていないような疑問は解決されていくということも特筆すべきことです。
ただし、もし本当に欠陥があった時に企業がその声を受け止めて対応しなければ
ブランドを傷つけることにもなります。
今回のキャンペーンではユーザーの声をドコモやソニーエリクソンが
これからどう活かしていくのか注目したいところです。
そのころ一方。
auがスマートフォン(?)を3月30日に発表しました。
実は筆者はauユーザーなので、とても期待していました。
「Nexus One*が出るのではないか」と。
*Googleが発表しているAndroidスマートフォン
というのも、巨大ブログGigazineでこのような記事が出ていたからです。
auにGoogle製のハイエンドスマートフォン「Nexus One」が登場する可能性が浮上(3/15)
いよいよauのAndroidスマートフォンがお目見えか、KDDIがGoogleと新商品発表会を実施へ(3/19)
Nexus Oneの性能はiPhone3GSを上回るといわれており、もしauから発売されるのならばiPhoneを解約し、Nexus Oneに統一できるかもしれないという目論見だったのですが、実際に発表された機種は「2台目需要」を
ターゲットにした不思議な形の「スマートブック」でした orz
期待をしていたユーザーは他にもいて、下記のように述べています。
auのAndroid端末 IS01にガッカリorz
ユーザーの期待値を高めるという意味ではドコモは意図的に、
auは計画外で成功していましたが、auの場合は期待感が裏目に
出てしまったように感じられます。
なお、ソフトバンクはXperiaの発売に「ほぼNexus One」と言われている
最新のAndroid OS 2.1を搭載した「HTC Desire」の発表を重ねてきました。
(XperiaやauのスマートブックのOSはAndroid1.6)
auは秋頃に「1台目需要」にも耐えうるスマートフォンを
発表予定といわれています。
各社ともプロダクト戦略やマーケティング、広報それぞれに
思惑が感じられます。
いずれにせよ、SNSやTwitter、ブログで語られるユーザーの声を聞き、
いざという時には対応していくことがこれからの広報の重要な役割なのでは
ないかと考えさせられるスマートフォン戦国時代です。
2010年4月2日金曜日
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