2009年5月29日金曜日
ウェブの未来はやっぱりHAL9000的世界になるのか
アド・プランナーとウルフラム。
■ Google Ad Planner
Webへの広告出稿に関連する情報を調べるツール。
無料で使えて、調べるだけならばログインの必要もありません。
PV/UU数だけでなく、Googleプロフィールの情報を活用して、
世帯収入やそのサイトを訪れる人が良く訪れる他のサイトなども知ることができます。
詳しい解説はこちらの記事にて。
Google Ad Planner(アドプランナー)で“あのサイトのPVやUU”を調べてみよう!
■ウルフラム・アルファ
「Googleキラー」とまで言われる、次世代の検索エンジン(?)です。Googleやその他の検索エンジンと決定的に異なるのが、「アルファ」は関連性の高いサイトのリストを表示するのではなく、集めた情報を独自に計算して質問に回答してくれる、という点です。
- 2001年9月11日、アイドルのブリトニー・スピアーズは何歳だった?
- エベレストの高さはニューヨークのエンパイア・ステートビルの何倍?
- 7月のパリの平均気温は何度?
( *NEWSWEEK 日本版2009.6.3号 P34より引用)
「アルファ」はこのような質問に回答することが可能です。
ただし、開発者のウルフラムが物理学者であることもあり、
得意分野にはまだ偏りがあるとのこと。なお、現在は英語のみ対応です。
「Googleキラー」は言い過ぎな気もしますが、
新しいウェブ体験の端緒を感じさせるサービスです。
<参考記事>
[マイコミジャーナル]ついに姿を現した"Googleキラー"、「WolframAlpha」の実力は?
[ギズモード・ジャパン]数学の難問も時価総額も...Wolfram Alphaに聞け!超便利に使える検索例文集
[Long Tail World] (ブログ)天才スティーヴン・ウルフラムの“グーグルキラー”で遊んでみよう
2009年5月22日金曜日
Ambivalent transparency - 男の子牧場について思う
「男の子牧場」のサービス停止について
今週話題になった「男の子牧場」の炎上事件について、少しまとめておきたいと思った。
2009年5月20日水曜日
海外のCMOの懸念事項
は??
C-Level Execs on Marketing Success - eMarketer
http://www.emarketer.com/Article.aspx?R=1007087
KK
ソーシャルメディアベストプラクティス
米国が圧倒的に先行しているので、これはとても参考になる。
日本にローカライズしないとね。
KK
2009年5月15日金曜日
自分の子供がデジタル・ネイティブだったら、どうやって守ればいいのか?
昨夜放送されていた番組です。
子供たちがインターネットに依存している現実とインターネットから生じている問題をとらえたドキュメンタリーで、
大人たちは現代の子供たちにどのように対応すればいいのか提言するような内容でした。
この番組はアメリカでの話ですが、日本でも同じような問題は起きています。
Sparknotes(http://www.sparknotes.com/)のようなStudy Guideで
課題図書の概要だけ拾い読みし、誰も原書を読まない、
「何か」を検索で探すことは得意だが、自分で答えを探すようなことが苦手、
という傾向が10代の学生にはあるそうです。
高校生が集団でマディソン・スクエアにライブに出掛け、電車内で飲酒し暴れる様をYouTubeに投稿し、
それを見た自分の親(PTA会長?)が全生徒の親にメールでYouTubeのリンクを送って警告する
(その人は50/50の割合で非難されたそうです、「プライバシーに関わるな」と)
インターネット上で(SNSなど)いじめにあっていた子供が実はいつも自殺幇助サイトを閲覧しており、
ある日自殺してしまう。子を亡くした親がそのサイトで息子とコンタクトを取っていた人物に
コンタクトしたところ相手も子供で、本名を聞き出し、その家に電話をかけたが、取り合ってもらえなかった
これが当たり前に現実なのだと思うとにわかには信じがたいのですが…
このような環境で育った子供たち(デジタル・ネイティブともいいますね)とどう向き合えばよいのか。
「いままでと同じ」ではもうないのです。
理解するのは困難。「心」を理解するために、「テクノロジー」を理解しなければならないのですから。
「親は子供のパスワードを知り、管理すべき」ということがいわれていました。
(いざというときのために封筒にPWを記入した紙を入れておくなど)
もちろん子供が抵抗するのは当たり前ですが、子供を守るためのひとつの手段なのではないでしょうか。
日本でも吉田 賢治郎さんのような経験をする親が増えていくのでしょう。
「けんじろう と コラボろう!」
学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。
http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2008/05/post-9a63.html
いざとなったら親はネットの海に飛び込んで、
溺れている我が子を助けられるか。
今からの時代に考えなければならない課題なのではないでしょうか。
[ks]
2009年5月13日水曜日
雑誌の未来は・・
雑誌メディア崩壊寸前!?「広告批評」元編集長が語る雑誌の未来(日経トレンディ
ネット)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090512/1026108/
2009年5月8日金曜日
動画サイトHulu、マネタイジングではYouTubeをしのぐ勢い
http://zen.seesaa.net/article/118295078.html
ディズニーなど、強力なコンテンツプロバイダーが参加したから、かなりブーストさ
れるはず。
やりたい放題の広場は、事業者からは忌避されるってことね。
はてさて。。
KK
WEBマーケティングの近未来
2009年版にアップデートして解釈する必要あり。
NIKKEI BP Net
前半
http://www.nikkeibp.co.jp/jp/report/expert/index11.html
後半
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/net/webmarketing/index.html
Twitter効果測定ツール"Tweetmeme"
アメリカはキャズムを超えた感があるけど、日本はやっとイノベータからアーリーア
ダプターまで浸透したので、日本のキャズムはこれからかと。
さすが米国は先行していますな。効果測定ツールのご紹介です。
ソーシャルブックマーク的な感覚だけど、どんだけつぶやかれたか動向がつかめるか
ら後々便利になりそう。
Tweetmeme
http://tweetmeme.com/
露出記事に対するブログでの反応を見るだけではなく、mixiやGREE、その他ビジネス
系SNSのクチコミ、果てはTwitterでのつぶやきもフォローしないと波及効果は計れな
い世の中になってきました。
ブログは書くのに時間がかかるから、Twitterみたいな気軽なつぶやきツールで効果
測定ができるのはかなり便利。これにテキストマイニングの技術を加えて、どのよう
な言葉で形容されているのかまで可視化できれば、もはやネット言論空間において制
空権を取れるのでは。。
KK
2009年5月7日木曜日
Google: Search Wiki
詳しくは下記ブログが詳しいと思いますが、個人の検索結果インターフェースに重大
な影響が出るので、SEM的には大事件だと思います。。
ご参考ブログ
http://ameblo.jp/adman/entry-10256321044.html
日本でのGoogleシェアは約30%ですが、そのほとんどがネット中級者、ビジネスマン
ということを考えると、かなりインパクトがでかいサービスじゃないでしょうか。
(おそらく大半の人はこの機能を知らないので使えないのだろうけど・・・)
さっそく使ってみます!
KK
アメリカは厳しい、マーケティングなのやらせなの?
google日本法人の件はgoogle自身のポリシーに反するPPPだったからたたかれたわけですが、
包括的に規制するのはちょっとやりすぎな気もします。
米国では「マーケ業者」側からのブロガーに対するアプローチにも問題があるのでは?
日本だとブロガーに企業スポンサードである旨を記事に書くよう求められるはず…そうではないケースもあるのでしょうが。
ブロガー自身、自衛策としてcopyrightの記述のように一行、PPPであることを示す記述が必要になっているのでしょう。
また、プロ(メディア)/ブロガーの違いや区別は、ビジネスモデル的にもはや区別できなくなってしまっていると思います。
(広告/PPPというのは金銭の授受をともなうビジネスと考えれば同じだ、ということです)
「記事に似せた広告がいいですよ」とどこかの広告祭りで話している人がいましたが、
とどのつまり問題にすべきは読者がどういう反応をするかだと思われます。
広告とわからずに広告を見ること、PPPとわからずにブログを読むこと、それが混乱を招いているのが現状だとすれば、
規制ではなく、メディア/ブロガーの配慮or読者のリテラシー向上を図らねばならないのではないでしょうか。
2009年5月1日金曜日
やばい、2007年にすでに指摘されていたとは・・。
http://jp.blogherald.com/2007/01/12/public-relations-still-learning-social-media/
先人たちも学習の重要性を伝え残しているのに、どうしてほとんどの人は学びを辞め
てしまうのだろう・・?
文字や数字じゃなくて、コミュニティの温度を感じろよ!!
と叫んでみたい今日このごろです。(via twitter)
KK